二つ名、「甘えん坊の暴君」

「甘えん坊の暴君」、それが我が家のねこの二つ名。
甘えるためならば手段を選ばず、己のかわいらしさと鋭利なキバとツメ、容赦のない頭突きと声量を武器に、人間に対して要求を通そうとしてくる。人間はねこの愛らしさにメロメロになり、ひっかき傷こさえて涙目になり、要求を瞬時に察することができた時、ヒエラルキーの確定を察するのだった。
そんなわけで、敬愛を込めてねこ様のあだ名は「坊ちゃん」でございます。以後お見知り置きを。